PHPとRubyを比較

    「PHP」と「Ruby」の比較

    「PHP」と「Ruby」は、どちらも高い人気を得ているプログラミング言語です。

    ■「PHP」とは

    PHP(ピーエイチピー)とは、サーバサイドで動作するウェブアプリケーション開発に適した、スクリプトタイプのオープンソースプログラミング言語です。

    静的なHTMLページにプログラムを埋め込み、動的なWebページを作成することを目的として開発されたプログラミング言語です。

    PHPは「初心者に非常に分かりやすい」「軽量プログラミング」「先進的機能も提供」などの特徴があります。

    ■「Ruby」とは

    Ruby(ルビー)とは、シンプル、読みやすさ、高機能が人気で、世界に認められた日本製のオブジェクト指向スクリプト言語です。

    Rubyは、Webアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」に採用されブレイクしたこともあり、日本国内にとどまらず全世界に普及し、非常に多くの開発者に利用されています。

    ■設計思想比較

    PHP

    PHPの設計思想として「C言語やPerlから移行しやすい」「簡単」「Webアプリケーション向け」などがあります。

    Ruby

    Rubyは「Enjoy Programming!」が設計思想になっています。

    開発者のまつもとゆきひろ氏は「Rubyの言語仕様において最も重視しているのは、ストレスなくプログラミングを楽しむこと」と述べています。

    なるべく同一の書き方で同一の目的を達成できるような言語仕様となっており、Rubyフレームワーク「Ruby on Rails」では、「設定より規約」「同じことを繰り返さない」という設計思想で開発されています。

    ■人気比較

    TIOBE Software社による言語ランキングでは次のようになっており、両言語とも高い人気を得ています。
    PHP:6位前後
    Ruby:6位~11位前後

    ■採用実績比較

    PHP

    ・検索ポータルサイト「Yahoo!」
    ・SNS「FaceBook」 ※PHP→PHP独自拡張言語
    ・投稿サイト「ウィキペディア」「Yahoo知恵袋」
    ・グルメサイト「ぐるなび」
    ・ネット通販サイト「楽天」 など

    Ruby

    ・コードホスティングサービス「GitHub」
    ・プレゼンテーションファイルシェア「SlideShare」
    ・料理レシピサイト「cookpad」
    ・レストラン検索ポータル「食べログ」
    ・ネット通販サイト「Groupon」
    ・宿泊/民泊サービス「Airbnb」 など

     

    参考元サイト

    概要

    静的なHTMLページにプログラムを埋め込み、動的なWebページを作成することを目的として開発されたプログラミング言語です。

    URLの最後が、「.html」や「.htm」ではなく、「.php」となっているサイトは、PHPがページを作成しています。

    PHPの特徴として、初心者に対しては非常に分かりやすいという点があります。「Java」や「C」と比較すると、「軽量プログラミング」とされていて、コードの作成/修正を簡単に行えます。また、プロフェッショナルプログラマに対しては、数多くの先進的な機能を提供しています。

    言語としては「型定義のあいまいさ」「関数が豊富」などの特徴があります。

    経緯

    PHPとは、「PHP: Hypertext Preprocessor」を再帰的に略表記したもので、「Personal Home Page」に由来するとされています。

    ユースケース

    ■WordPressカスタマイズ

    WordPressはPHPで開発されているため、PHPでWordPressをカスタマイズすることができます。

    オフィシャルサイト情報

    ■オフィシャルサイト

    →php.net

    ■ライセンス情報

    PHPのライセンスは「PHP License」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →PHP →PHP Licensing

    ■ダウンロード

    →PHP →Downloads

    同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Ruby」「Perl」「Python」など。

    情報提供協力

    このページは、株式会社スタジオ・アルカナの協力により作成しました。


    概要

    Ruby(ルビー)は、日本製オープンソースオブジェクト指向プログラミング言語です。

    「Enjoy Programming!」が設計思想になっていて、主にWebアプリケーション開発に使われています。

    「シンプル」「読みやすさ」「高機能」が人気となり世界に認められた日本製言語です。

    経緯

    Rubyは、日本人の「まつもとゆきひろ(通称Matz)」さんが開発されたプログラミング言語で、1993年に生まれて、1995年に発表されました。

    「Ruby」という名前は、まともとさんの同僚が7月生まれだったため、その7月の誕生石(ルビー)が由来です。ちなみに、まつもとさんは4月生まれ(ダイヤモンド)とのことです。

    2011年に、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が進めるプロジェクトにおいて、Rubyの技術規格書が、「JIS X 3017」として制定されました。

    そして、2012年には、ISO/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)の標準規格、「ISO/IEC 30170」として承認されました。

    日本発のプログラミング言語が国際規格となるのはRubyが初めての偉業となっています。

    世界的シェア拡大

    Rubyは、Webアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」に採用されブレイクしたこともあり、日本国内にとどまらず全世界に普及し、非常に多くの開発者に利用されています。

    「fluentd」、「Redmine」、「Cloud Fundry」などもRubyで開発されています。

    オフィシャルサイト情報

    ■オフィシャルサイト

    →ruby-lang.org

    ■ライセンス情報

    Rubyのライセンスは「Rubyライセンス」と「BSDライセンス」のデュアルライセンスです。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →Ruby →license.txt

    ■動作環境

    Rubyのプログラムは、移植性が高く、Ruby実行環境がインストールされていれば、Windows、Linux、MacOSなど、さまざまな環境で動作させることができます。

    ■ダウンロード

    →Ruby →ダウンロード

    同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Perll」「PHP」「Python」など。