OpenStackとCloudStackを比較

    「OpenStack」と「Apache CloudStack」の概要

    「OpenStack」と「Apache CloudStack」は、クラウド基盤ソフトウェアです。

    ■「OpenStack」とは

    OpenStackは、クラウド環境(プライベート/パブリック/ハイブリッド)を構築するためのソフトウェアプラットフォームで、マルチテナント型のIaaS(Infrastructure as a Service)環境を構築できます。

    物理サーバの物理リソースを仮想化技術によって抽象化し、複数の仮想マシンに分けることで、一番低いレイヤーリソース(仮想マシン/ストレージ/ネットワークなど)までコントロールできる環境を構築できます。

    「AWS」「Azure」「GoogleCloud」のようなプライベートクラウド環境を自社管理下に構築できます。

    ■「Apache CloudStack」とは

    CloudStackは、オープンソースのIaaSクラウド基盤ソフトウェアです。

    「Amazon EC2」に相当する機能を備えており、パブリック/プライベートクラウドを構築できます。

    CloudStackはハイパーバイザに依存しない仮想化基盤を提供し、IaaSパブリック/プライベートクラウドを構築するために必要な機能と安定性を備えています。

    商用サービス基盤として利用できる機能性と信頼性を持ち多くの利用実績があります。

    ユースケース比較

    ■OpenStack

    Openstackは「IaaSを超えた幅広いユースケース」に対応できる機能を持ちます。

    ■Apache CloudStack

    Apache CloudStackは「IaaSニーズ」を明確に解決できる機能を提供します。

    コンポーネント(サブシステム)分離比較

    ■OpenStack

    OpenStackは数多くのコンポーネントが存在し、OpenStack Foundationのさまざまなサブプロジェクトを介して管理されています。

    OpenStackの各コンポーネントは幅広いユースケースをカバーして拡張できるように、きれいに整理され設計されています。

    ■Apache CloudStack

    CloudStackには「クラウド管理サービス」と「クラウド利用サービス」の2つのサービスしかありません。

    OpenStackのようにさまざまなコンポーネントを組み合わせる必要がないため、アーキテクチャとしてシンプルに利用できるメリットがあります。

     

    参考元サイト

    「OpenStack」基本情報

    ■概要

    OpenStack(オープンスタック)とは、クラウド環境(プライベート/パブリック/ハイブリッド)を構築するためのソフトウェアプラットフォームです。マルチテナント型のIaaSを提供します。

    ■基本説明

    OpenStackは、IaaS(Infrastructure as a Service)環境を構築できるソフトウェアプラットフォームです。

    物理サーバの物理リソースを仮想化技術によって抽象化し、複数の仮想マシンに分けることで、一番低いレイヤーリソース(仮想マシン/ストレージ/ネットワークなど)までコントロールできる環境を構築し、プライベートクラウドやパブリッククラウドなどのクラウドコンピューティング基盤サービスを提供します。

    各種ハイパーバイザー(KVM/Xen/VMware ESXi/Hyper-Vなど)を組み合わせ、IaaSやストレージサービスを提供するための管理機能を提供します。

    OpenStackは「実装が簡単」「大規模に拡張可能」「柔軟性」「迅速性」「パブリッククラウドとプライベートクラウドプロバイダのニーズを満たす」「アプリケーションポータビリティ」「オープン性」などを実現するクラウドコンピューティングプラットフォームを目指して開発されています。

    OpenStackを利用することで、AWS/Azure/GoogleCloudのようなパブリッククラウドを自社管理環境下に構築できます。

    ■経緯

    OpenStackは、もともとAWS(Amazon Web Services)を参考にして開発が始まりました。
    ・2010年10月、OpenStack初代バージョン「Austin」リリース
    ・2012年9月、非営利団体「OpenStack Foundation」が発足

    「OpenStack Foundation」には、大手通信事業者/IT大手/大手ネット企業など、世界中の数多くの企業が開発コミュニティに参加し、機能強化が進められています。

    ■ユースケース

    OpenStackは、さまざまな機能を利用できるため、多くのユースケースに対応できます。
    ・自社内のクローズ環境にプライベートクラウドインフラを構築
    ・パブリッククラウドを構築して顧客にクラウドサービスを提供
    ・仮想ネットワーク基盤構築
    ・IoT基盤構築
    ・ハイスループットコンピューティング基盤構築
    ・データセンター管理システム構築
    ・クラウドアプリケーション実行環境構築---Webアプリ、ビッグデータ処理、電子商取引、コンテンツ配信、DBaaS(Database as a Service) など

    ■オフィシャルサイト情報

    オフィシャルサイト

    →OpenStack(Build the future of Open Infrastructure.)

    ライセンス情報

    OpenStackのライセンスは「Apache License Version 2.0」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →OpenStack →Licensing requirements

    ダウンロード

    →OpenStack →How To Get Started With OpenStack

    導入事例

    →OpenStack →The World #RunsOnOpenStack

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「OpenNebula」「CloudStack」など。


    基本情報

    概要

    CloudStack(クラウドスタック)とは、オープンソースのIaaSクラウド基盤ソフトウェアです。「Amazon EC2」に相当する機能を備えており、パブリック/プライベートクラウドを構築できます。

    基本説明

    CloudStackは、ハイパーバイザに依存しない仮想化基盤を提供します。IaaSパブリック/プライベートクラウドを構築するために必要な機能と安定性を備えています。商用サービスの基盤として利用できる機能性と信頼性があります。

    完成度が高く利用実績も多いほか、優れたGUIを備えています。ロードバランサー/ファイアウォールなどの機能も標準で搭載しており、規模拡張性を備えた内部アーキテクチャを有しています。

    多様なハイパーバイザーに対応し、標準開発言語は「Java」。「CloudStack API」で「REST」/「Amazon EC2」などに接続できます。

    経緯

    2008年 「VM Instance Manager」として(Ver1.0)リリース
    2010年 「CloudStack 2.0」オープンソース化リリース
    2012年 「CloudStack 3.0」リリース
    2012年 「CloudStack 4.0」リリース

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    主な特徴

    セルフサービスポータル機能

    ユーザ/管理者向けに、セルフサービスポータル機能が提供されています。AjaxベースのGUIWebインターフェイスから、仮想マシン、ストレージ、ネットワークの各種リソースを操作できます。

    ネットワーク構成

    仮想マシン作成時に、ユーザニーズに最適なネットワーク構成を選択できます。管理者は、ロードバランサー、ファイアウォール、、DHCP、ソースNAT、スタティックNAT、負荷分散、VPN、ポートフォワーディングなどのネットワーク機能を組み合わせて利用することができます。

    クラウド運用自動化ツールとの連携

    クラウド運用自動化ツールとも連携できます。

    セキュリティ

    標準機能としてソフトウェアルータが提供されています。ファイアウォール機能を利用できるため、インスタンスごとに独自のセキュリティ設定が行えます。

    ユーザ単位でのアクセス制御/機能制限を設定することも可能です。

    複数のハイパーバイザをサポート

    「Xen」、「KVM」、「VMware vSphere」、「Citrix XenServer」などに対応しています。

    自動コンフィギュレーション

    仮想マシンのネットワーク/ストレージ/認証の各設定を自動的に行えます。

    標準API をサポート

    業界標準APIをサポートしています。「Amazon EC2/S3 API」や「vCloud API」を使用するためのAPIアダプタも提供されています。

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    同様製品(概要情報)

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「OpenStack」、「Apache VCL」、「Eucalyptus」、「OpenNebula」、「OpenQRM」など。

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    導入事例

    CloudStackは、国内における開発者から高い評価を獲得しています。使いやすく、機能が充実していることなどから、大規模データセンター事業者や企業での導入が相次いでいます。アジアでの採用事例も目立ってきています。

    日本国内では、IDCフロンティア、NTTコミュニケーションズ、日立製作所、北海道大学など、多くの導入実績があります。

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    ライセンス情報

    CloudStackのライセンスは、「Apache License 2.0」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。

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    ダウンロード

    ダウンロードページ

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