KibanaとGrafanaを比較

    「Kibana」と「Grafana」の比較

    「Kibana」と「Grafana」は、Webブラウザで動作するダッシュボードツールです。

    ■Kibana

    概要

    Kibanaは、Elasticsearchクラスタに格納されているログデータから、ダッシュボードを表示/視覚化/構築するための分析と視覚化のためのプラットフォームです。

    Kibanaは多機能でさまざまなことが行なえます。「システムログ閲覧/調査のための包括的ログ分析ダッシュボード作成」などに利用されます。

    Kibanaは、系列設定が画面全体のグラフに適用させるため、都度クエリを変更して調査する用途に向いています。

    Kibanaのシンプルで使いやすいダッシュボードは、ITエンジニアではないビジネスユーザーでも使用できます。

    ■Grafana

    概要

    Grafanaは、主に「Graphite」や「InfluxDB」をバックエンドとして利用します。Kibanaに比べて機能が少ない反面、とてもシンプルに作られています。

    Grafanaは、スマート軸フォーマット(線や点など)を含む包括的なチャートを作成でき、時系列グラフダッシュボード作成に適しています。

    特に「CPUやI/O利用率などの特定の指標に基づく時系列グラフ表示」などに利用されます。

    デメリット

    グラフを作成するためには、「influxDB」のクエリ構造を理解している必要があります。しかし、SQLライクなのでエンジニアは比較的容易に理解できます。

    そのため、データ探索用途には向いていません。

    ■インタラクティブ性

    Kibana

    Kibanaは、系列を作るための条件「クエリ」と、集計対象データ選択「フィルタ」の、2つの項目について、インタラクティブに入力し、結果を表示できます。

    Grafana

    Grafanaは、各グラフの設定時にクエリを設定すればそれが即時に反映されますが、ダッシュボードでのインタラクティブ入力は行なえません。

    ■表現性

    Kibana

    Kibanaは豊かな表現が可能です。

    「時系列グラフ」「全体割合(円グラフなど)」「値集計」「地図表示」「JSON形式表示」などがサポートされています。

    Grafana

    Grafanaが提供しているのは時系列グラフだけになります。

    「折れ線グラフ」「面グラフ」「棒グラフ」などの選択は行えますが、基本的にX軸は時間軸になります。

     

    参考元サイト

    「Kibana」基本情報

    ■概要

    Kibana(キバナ)とは、全文検索エンジン「Elasticsearch」と連携して使用するデータ解析/可視化プラットフォームです。

    ■基本説明

    Kibanaはデータ分析および検索ダッシュボードで、全文検索エンジン「Elasticsearch」用のオープンソースのデータ視覚化プラグインとして機能します。

    Kibanaを使用すると、Elasticsearchに格納されているデータについて「検索」「表示」「高度なデータ分析」「時間軸分析」などを簡単に実行できます。さまざまな「チャート」「表」「マップ」などでデータを視覚化して分かりやすくグラフィカル表示できます。

    Kibanaは、「使いやすいインターフェース」「カスタマイズ可能なダッシュボード」「柔軟なクエリ機能」「必要な情報へのアクセス性」「ドリルダウン機能」「高速フィルタリング」「集計機能」「グラフィカル表示」などの点で高く評価されています。

    ■オフィシャルサイト情報

    オフィシャルサイト

    →Elastic →Kibana

    ライセンス情報

    Kibanaのライセンスは「Apache License」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →GitHub →elastic/kibana →LICENSE.txt

    ダウンロード

    Kibanaは「Linux」「Windows」「macOS」などで利用でき、Docker版も提供されています。

    →Elastic →Download Kibana

    導入事例

    →Elastic →ユーザーストーリー

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Metabase」「Re:dash」など。


    概要

    Grafana(グラファナ)とは、オープンソースのデータ時系列分析用ダッシュボードツールです。

    基本説明

    Grafanaは、インフラやアプリケーションなどのさまざまなデータソースにアクセスして各種メトリクス情報を収集し、時系列データとして可視化するためのダッシュボードツールです。

    簡単な操作でダッシュボードを作成でき、データベースに保存されたログに対してクエリを実行することで、リッチなグラフ描画によって一目見ただけでリアルタイムにステータスを把握できます。
    「表示期間指定」「時間帯指定」「特定ノード抽出」などのように柔軟な表示設定が可能で、インタラクティブに可視化を操作できます。ダッシュボード共有によるチームでの共同監視も行えます。

    Kibanaなどの他のダッシュボードツールと比較するとGrafanaの機能はシンプルですが、「簡単インストール」「簡単データソース設定」が可能であるため、「すぐに使いこなせる」使いやすいツールとして利用できます。

    オフィシャルサイト情報

    ■オフィシャルサイト

    →Grafana(The open platform for analytics and monitoring)

    ■ライセンス情報

    Grafanaのライセンスは「Apache License 2.0」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →GitHub →grafana/grafana →LICENSE.md

    ■ダウンロード

    →Grafana →Download Grafana

    ■導入事例

    →Grafana →Testimonials

    同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Kibana」「Metabase」「Re:dash」など。