ImageMagickとOpenCVを比較

    「ImageMagick」と「OpenCV」の概要

    「ImageMagick」と「OpenCV」は画像処理ライブラリです。

    ■「ImageMagick」とは

    ImageMagickは、コマンドラインツールやAPIライブラリとして利用できる画像処理ライブラリです。

    非常に多くの画像フォーマットに対応し、画像処理ライブラリとして考えられることはほぼすべて対応しており、「画像処理」や「画像変換」など高度な画像処理機能を提供します。

    ImageMagickは画像のバッチ処理用に設計されており、スクリプトにより複数の画像処理操作を実行できます。「Webアプリケーション」や「動画処理ツール」など他のツールのサブシステムとしても使用できます。

    ■「OpenCV」とは

    OpenCVは、オープンソースのコンピュータビジョンおよび機械学習ソフトウェアライブラリです。

    コンピュータビジョンアプリケーションに共通のインフラストラクチャを提供し、商用製品でのマシン認識の使用を促進するために構築されています。

    リアルタイムアプリケーションに焦点を当てた高度に最適化されており、「古典的および最先端のコンピュータビジョン」と「機械学習アルゴリズム」を合わせて、2500以上の最適化されたアルゴリズムが用意されています。

    機能比較

    ■ImageMagick

    ・画像ファイル操作---画像の読み書き
    ・文字画像操作---テキストを画像へ変換
    ・フォント効果複合
    ・注釈付加---ラベル付け、画像の重ね合わせ
    ・サムネイルとフレーミング
    ・レンズ補正---写真の歪みを補正
    ・画像モンタージュ
    ・複数画像レイヤー
    ・アニメーション編集---GIFアニメ軽量化
    ・ビデオ編集
    ・画像比較 など

    ■OpenCV

    ・フィルター処理
    ・行列演算
    ・オブジェクト追跡
    ・領域分割
    ・カメラキャリブレーション
    ・特徴点抽出
    ・物体認識
    ・機械学習
    ・パノラマ合成
    ・コンピュテーショナルフォトグラフィ など

    処理性能比較

    ■ImageMagick

    ImageMagickの多くの内部アルゴリズムは、複数の計算スレッドを使用してスレッドセーフに実行されます。

    ■OpenCV

    OpenCVはGPUに対応しており、リアルタイムビジョンアプリケーションに対応できます。

     

    参考元サイト
    Qiita →ImageMagickの使用例 -- 入門
    @IT →OpenCV入門【3.0対応】:第1回 OpenCVとは? 最新3.0の新機能概要とモジュール構成
    浦下.com →画像認識ライブラリOpenCV できること、ダウンロード、使い方

    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

    「ImageMagick」基本情報

    概要

    ImageMagick(イメージマジック)とは、画像処理ライブラリです。コマンドラインツールやAPIライブラリとして利用します。非常に多くの画像フォーマットに対応し、高機能な画像処理機能を提供します。

    基本説明

    ImageMagickは、画像処理ライブラリです。PhotoshopのようなGUI画像エディタではありません。

    画像処理や画像変換など、高度な画像処理機能を提供します。画像処理ライブラリとして考えられることは、ほぼすべて対応しています。

    ImageMagickは画像のバッチ処理用に設計されています。スクリプトで複数の画像処理操作を組み合わせて実行できます。

    「Webアプリケーション」や「動画処理ツール」など他のツールのサブシステムとしても使用できます。

    画像処理速度優先ではなく、高画質処理を行えるように設計されています。

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    主な特徴

    多くの画像フォーマットに対応

    ImageMagickは、多くの画像フォーマットに対応している点が特徴です。200種類以上に対応しています。

    特に、新フォーマットへの対応が充実しています。

    • BMP
    • DPX
    • EPS
    • EXR
    • GIF
    • JPEG(JPEG-2000)
    • PDF
    • PNG
    • Postscript
    • TIFF
    • WebP など
    画像編集機能

    ImageMagickは、多くの画像処理機能を提供します。

    • 画像サイズ変更
    • 画像反転
    • 画像回転
    • 画像フォーマット変換
    • 色調整
    • さまざまな特殊効果の適用
    • テキスト描画
    • 線描画
    • 楕円描画
    • ベジエ曲線
    • ポリゴン
    • GIFアニメーションシーケンス作成
    • カラープロファイルでの正確なカラーマネージメント
    • 離散フーリエ変換
    • 高ダイナミックレンジ画像
    • グラデーション
    • サムネイル作成 など
    「コマンドライン」と「APIインターフェース」

    ImageMagickの機能は、「convert」「identify」「composite」などのコマンドラインツールから使用します。

    また、各種プログラミング言語環境からAPIを介して利用できます。

    • .NET
    • Ada
    • C++
    • COM+
    • Java
    • Julia
    • Lisp
    • Pascal
    • Perl
    • PHP
    • Python
    • R
    • Ruby など
    大規模画像に対応

    ImageMagickは、テラピクセルクラスの巨大な画像に対しても対応できます。

    マルチスレッド実装

    ImageMagickの多くの内部アルゴリズムは、複数の計算スレッドを使用してスレッドセーフに実行されます。

    マルチコアプロセッサチップの機能を活用でき、パフォーマンスを向上させます。

    マルチプラットフォーム

    ImageMagickは各種主要プラットフォームに対応しています。

    • Linux
    • UNIX
    • Windows
    • Mac OS X
    • iOS
    • Android

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    同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「OpenCV」など。

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    オフィシャルサイト

    オフィシャルサイト

    →ImageMagick

    ライセンス情報

    ImageMagickのライセンスは「Apache 2.0」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →ImageMagick →License

    ダウンロード

    →ImageMagick →Download

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    参考元サイト

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    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。


    「OpenCV」基本情報

    ■概要

    OpenCV(オープンシーブイ)とは、オープンソースのコンピュータビジョンおよび機械学習ソフトウェアライブラリです。

    ■基本説明

    OpenCV(Open Source Computer Vision)は、コンピュータビジョンアプリケーションに共通のインフラストラクチャを提供し、商用製品でのマシン認識の使用を促進するために構築されています。

    特に、リアルタイムアプリケーションに焦点を当てた高度に最適化されたライブラリです。

    ■主要開発元

    OpenCVは、非営利団体「OpenCV Foundation」を中心として開発されています。

    「OpenCV Foundation」は、世界で最も優れたオープンソースのコンピュータビジョンライブラリを構築するだけでなく、グローバルな開発者を教育するための包括的なオンラインコースを作成することも使命としています。

    →github.io →The OpenCV Foundation

    ■経緯

    ・2000年:初版リリース

    ■ユースケース

    OpenCVは画像処理に関わる多くの用途で利用され、安全保護に関するケースでも活用されています。

    ・顔検出
    ・工場での製品ラベル検査
    ・監視カメラでの侵入検知
    ・各種設備監視
    ・水泳プールでの溺死事故防止
    ・滑走路上の障害物(ゴミなど)の検出
    ・ロボット制御---周囲認識、物体認識 など

    ■オフィシャルサイト情報

    オフィシャルサイト

    →opencv.org

    ライセンス情報

    OpenCVのライセンスは「3-clause BSD License」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →GitHub →opencv/opencv →LICENSE

    動作環境

    OpenCVは「Linux」「MacOS」「Windows」「iOS」「Android」をサポートしています。

    ダウンロード

    →OpenCV →Releases

    導入事例

    OpenCVは、スタートアップからグローバル企業まで、さまざまなソフトウェアでライブラリとして利用されています。

    ・Google
    ・Yahoo
    ・Microsoft
    ・インテル
    ・IBM
    ・ソニー
    ・ホンダ
    ・トヨタ など

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「ImageMagick」など。

    「OpenCV」の主な特徴

    ■豊富なライブラリ

    OpenCVには、「古典的および最先端のコンピュータビジョン」と「機械学習アルゴリズム」を合わせて、2500以上の最適化されたアルゴリズムが用意されています。

    主なライブラリ

    ・顔検出および認識
    ・オブジェクト識別
    ・人間の行動分類
    ・ステレオカメラから3D点群抽出
    ・類似画像検索
    ・景色認識 など

    ■GPUサポート

    OpenCVはGPUに対応しており、リアルタイムビジョンアプリケーションに対応できます。

    CUDA

    CUDAは、NVIDIAが提供しているGPU向け汎用並列コンピューティングプラットフォームです。

    OpenCVには、すべてのGPUアクセラレーション機能を含むGPUモジュールが含まれており、新しいコンピューティング技術とGPUアーキテクチャに適応しています。

    →OpenCV →CUDA

    OpenCL

    「OpenCL(Op​​en Computing Language)」は、「CPU」「GPU」「DSP」などの異種プラットフォーム間で動作するコードを書くためのオープンスタンダードです。

    OpenCVは、OpenCLにも対応しており、「画像処理」「行列演算」「オブジェクト検出」などの処理において、CPUよりもはるかに効果的にGPU上で多くのアルゴリズムを実行できます。

    →OpenCV →OpenCL

     

    参考元サイト

    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。