GIMPとKritaを比較

    「GIMP」と「Krita」の概要

    「GIMP」と「Krita」は、オープンソース画像編集ツールです。どちらも商用グラフィックツールに匹敵する高機能を備えています。

    両者は、オープンソースのグラフィックツール分野におけるライバル的関係にあり、ユーザーの使い勝手を高めるための開発が続けられています。

    ■「GIMP」とは

    GIMP(ギンプ/ジンプ)とは、高機能な画像編集ツール(イメージエディタ)です。無償のオープンソースソフトウェアでありながら、有料グラフィック編集ソフトウェアに匹敵するレベルの機能を備えています。

    「ペイントツール」や「レタッチツール」として、「写真レタッチ」「画像合成」「画像オーサリング」などに利用できます。

    GIMPは「誰もが自由に使用および変更できるハイエンドの画像操作アプリケーションを作成すること」を目標として開発されています。

    ■「Krita」とは

    Krita(クリタ)とは、オープンソースのペイントツールです。趣味ユースからプロユースまで使える本格的な機能を搭載しています。

    Kritaは、開発開始から機能向上し続けているペイントツールです。一般的なペイント機能から革新的機能までをアマチュア/プロの双方に提供しています。

    Kritaは複数のアーティストの手でつくられており、描画ツールとして重点を置いていますが、Photoshopが有する画像編集機能のほとんども兼ね備えています。

    「ユーザー数」比較

    ■GIMP

    GIMPは、長らく、オープンソースのグラフィックツールの代表格というポジションを維持していたため、非常に多くのユーザー数を抱えています。

    ■Krita

    Kritaのユーザー数は、GIMPには及びませんが、着々とユーザー数を増やしていっています。

    「ユーザーインターフェース」比較

    ■GIMP

    GIMPのUIは慣れるまでに時間を要する使い勝手であるとされています。

    ■Krita

    KritaのUIは、かなり簡潔に分かりやすくまとまっているとされています。

    「フィルタ機能」比較

    ■GIMP

    レタッチツールであるGIMPのフィルタ機能は、Kritaを大きく上回っています。

    ■Krita

    Kritaのフィルタ機能はペイントツールにしては強力です。

     

    参考元サイト

    「GIMP」基本情報

    ■概要

    GIMP(ギンプ/ジンプ)とは、高機能な画像編集ツール(イメージエディタ)です。無償のオープンソースソフトウェアでありながら、有料グラフィック編集ソフトウェアに匹敵するレベルの機能を備えています。

    ■基本説明

    GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、多彩なグラフィックス操作ツールです。「ペイントツール」や「レタッチツール」として、「写真レタッチ」「画像合成」「画像オーサリング」などに利用できます。

    GIMPは「誰もが自由に使用および変更できるハイエンドの画像操作アプリケーションを作成すること」を目標として開発されています。

    多くのカスタマイズオプションと各種プラグインによる機能強化が可能で、画像操作に関する生産性を向上できます。

    ■動作環境

    クロスプラットフォーム

    GIMPは、クロスプラットフォームのイメージエディタです。以下の環境で利用できます。
    ・Linux
    ・Windows
    ・Mac OS X
    ・Sun OpenSolaris
    ・FreeBSD など

    主要Linuxディストリビューションにおいて、GIMPは標準アプリケーションとして同梱されています。

    実装環境

    GIMPは、UNIXプラットフォーム上のX11環境で開発されています。

    基本的に同じコードがWindows/Mac OS Xでも実行されます。

    ■経緯

    ・1995年、開発スタート---Spencer Kimball氏+Peter Mattis氏
    ・1996年、初版(GIMP 0.54)リリース

    ■ユースケース

    GIMPは「グラフィックデザイナー」「フォトグラファー」「イラストレーター」などが、仕事を効率化するための高度なツールを提供します。

    デジタルレタッチ

    GIMPは、基本的に幅広い用途で利用できますが、特に「フォトレタッチ」「写真編集」などを得意分野としています。高品質の画像操作ツールを提供し、「レタッチ」から「クリエイティブなコンポジットへの復元」までサポートします。

    シンプルなインターフェースから、変換ツールで補正モードを選択するだけで、デジタル写真の不完全性を簡単に修正できます。
    ・トリミング
    ・合成
    ・明るさ/色合いの調整
    ・シャープネス調整
    ・フィルタ加工(モノクロ調/セピア調)
    ・修復ブラシ
    ・レンズの傾きによる視点の歪み修正
    ・レンズのバレルディストーション/ケラレを強力なフィルタで除去
    ・クローンツールを使用した不必要部分の除去
    ・パースペクティブ視点でのオブジェクトクローン化 など

    オリジナルアートワーク作成

    GIMPはアーティストが持つイメージを柔軟性と共に形にするサポートを行います。

    グラフィックデザイン

    GIMPを使用してデザインイメージを作成できます。
    ・アイコン
    ・グラフィカルデザイン要素
    ・ユーザーインターフェースコンポーネント
    ・モックアップアート など

    ■オフィシャルサイト情報

    オフィシャルサイト

    →GIMP(GIMP - GNU Image Manipulation Program)

    ライセンス情報

    GIMPのライセンスは「General Public License v3以降」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →GIMP →About GIMP

    ダウンロード

    →GIMP →Downloads

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Inkscape」「MyPaint」など。


    「Krita」基本情報

    ■概要

    Krita(クリタ)とは、オープンソースのペイントツールです。趣味ユースからプロユースまで使える本格的な機能を搭載しています。

    ■基本説明

    Kritaは、開発開始から機能向上し続けているペイントツールです。一般的なペイント機能から革新的機能までをアマチュア/プロの双方に提供しています。

    ユースケース

    Kritaは、「コンセプトアート製作者」「イラストレーター」「マットペイント/テクスチャ制作者」「VFX製作者」向けの機能を提供します。
    ・コンセプトアート
    ・テクスチャ・マットペイント
    ・イラスト
    ・漫画 など

    ■動作環境

    Kritaは、Windows/Linux/Mac OSXに対応しています。

    提供エディション

    以下のエディションが提供されています。
    ・デスクトップPC用無償版「Krita Desktop」
    ・高機能有償版「Krita Gemini」---デスクトップPC/タブレットPCに対応して機能強化

    ■経緯

    Kritaは、「誰にも入手可能なアートツールを求めるアーティストたちが自ら作り上げたもの」で、KDEプロジェクトが開発しています。

    ・2005年 初版リリース

    主な特徴

    ■ペイント系操作感

    Kritaの操作感は、「Photoshop」「GIMP」などのレタッチ系に対して、ペイント系に分類されます。

    ■直感的ユーザーインターフェース

    Kritaは、直感的インターフェースを提供し、ユーザーがそれぞれのワークフローに合わせて使いやすいようにカスタマイズできます。
    ・ツールショートカット
    ・ポップアップパレット
    ・ラップアラウンドモード など

    ■GPU高速処理支援(OpenGL)

    Kritaは複数の処理において、OpenGLによる高速化に対応しています。

    「キャンバスの回転/拡大/縮小」などの処理においてレスポンスが向上します。

    ■PSDファイル対応

    Adobe Photoshop用ファイルフォーマット「PSD」に対応しています。

    ■HDR(ハイダイナミックレンジ)対応

    Kritaは「HDR(ハイダイナミックレンジ)」に対応しており、保存/編集/オーサリングを行えます。

    主な機能

    Kritaは、思い通りのペイントを行うための数多くの機能を搭載しています。

    ●ブラシ機能
    →ブラシ手ぶれ補正
    →ブラシエンジン
    ●リソース管理(ツールセット拡張)
    ●選択機能(変形ツール)
    ●描画サポート
    →描画補助線
    →対称描画ツール
    ●レイヤー管理
    ●カラー管理
    →フルカラーマネジメント
    →色パレット など

    補足情報

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「GIMP」「Inkscape」など。

    ■オフィシャルサイト

    オフィシャルサイト

    →Krita | デジタルでのお絵描きと創造の自由を

    ライセンス情報

    Kritaのライセンスは「GNU General Public License v2 and above」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →Krita →よくある質問 →Kritaを商業用途に使ってもいいのでしょうか?

    ダウンロード

    →Krita →ダウンロード(Krita Desktop/Krita Gemini/Krita Studio)

     

    参考元サイト

    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。