FreeBSDとOpenBSDを比較

    「FreeBSD」と「OpenBSD」の概要

    「FreeBSD」と「OpenBSD」は、BSD系UNIXライクオペレーションシステムです。

    ■「FreeBSD」とは

    FreeBSDは、安定性と堅牢性を誇るUNIX互換のオープンソースオペレーティングシステムです。

    FreeBSDはUNIX互換OSであるため基本的に高い安定性を備えています。さらに、安定性を重視した開発体制となっており、最新技術の導入やバージョンアップなどに対して非常に慎重な姿勢をとっているため、実用性を重視した頑丈で堅牢な設計が施されています。

    また、FreeBSDは、Linuxとは異なり、「カーネル」と「ユーザランド(カーネル以外の基本的なソフトウェア群)」までを含めて1つのOSとして構成されているため、堅牢性の高さも特徴です。

    ■「OpenBSD」とは

    OpenBSDは、オープンソースのBSD系UNIXライクなオペレーティングシステムです。

    非常に高いセキュリティ性を特徴としています。

    開発目標比較

    ■FreeBSD

    FreeBSDは、「オペレーティングシステムをあらゆる目的に使用できるようにすること」および「ユーザーフレンドリーなシステム管理と安定性を提供すること」を開発目標としています。

    ・使いやすい
    ・さまざまなアプリケーションが実行可能
    ・高度なスケール性能---非常に高負荷のネットワークサーバに対応
    ・最大パフォーマンスを提供
    ・高いセキュリティ性能 など

    ■OpenBSD

    OpenBSDは、初期設定において必須ではないサービスをすべて無効にし健全にする「デフォルトでセキュリティ保護された哲学」などのように、「最大限かつ厳密なセキュリティを提供すること」に重点を置いています。

    また「正確性」「可能な限り自由」であることも目指しています。

    ユースケース比較

    ■FreeBSD

    FreeBSDは、Webコンテンツプロバイダ用途などでよく利用されています。

    サーバ用途に最適で、デスクトップ用OSとしても利用できます。

    ■OpenBSD

    OpenBSDは、セキュリティが求められるサーバ用途に最適であるため、「銀行」や「証券取引所」などのセキュリティを最重視しなければならないケースで利用されています。

    デスクトップOSとしての使用も可能です。

     

    参考元サイト
    unixmen.com →FreeBsd Vs OpenBsd
    ja.natapa.org →FreeBSDとOpenBSDの違い

    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

    基本情報

    概要

    FreeBSD(フリービーエスディー)とは、安定性と堅牢性を誇る、UNIX互換のオープンソースオペレーティングシステム(OS)です。

    「BSD」は、「Berkeley Software Distribution」の略表記とされています。

    FreeBSDの大きな特徴は安定性です。UNIX互換OSであるため基本的に高い安定性を備えています。さらに、安定性を重視した開発体制となっていて、最新技術の導入やバージョンアップなどに対して非常に慎重な姿勢をとっており、実用性を重視した頑丈で堅牢な設計が施されています。
    そのため、ネットワークOSとしての稼動実績はLinux系を上回り、高負荷状態でも安定したパフォーマンスを維持し続ける信頼性には定評があります。

    もう1つの大きな特徴は、堅牢性です。
    Linuxと異なりカーネルとユーザランド(※1)まで含めて、1つのOSとなっています。また、OS側にGPL(※2)のものが含まれていないことも特徴の1つです。そして、堅牢性の高いBSDカーネルの設計が最大の特徴として知られています。
    FreeBSDはカーネルとユーザランドを、1つのシステムとして同時に開発や修正を行っており、ユーザランドがカーネルに対応していないなどの不整合問題が起こらないようになっているため、システムを安心して使えるというメリットになっています。
    (※1)ユーザランド とは
    OSが動作するために必要な、カーネル以外の部分。ファイルシステム、ファイル操作コマンド、シェルなどの基本的なソフトウェア群を指す。
    (※2)GPLとは
    ソフトウェアの利用許諾条件などを定めたライセンスの1つで、オープンソースソフトウェアなどの開発・配布のために用いられるもの。

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    主な特徴

    【安定性】
    Linuxと比べると、カーネルの高負荷耐性が高く、負荷が増大した状態でも安定して動作できる特性があります。しかし、SolarisやHP-UXなどのUNIX-OSと比べると高負荷状態時の安定性は劣るとされています。

    【パッケージ管理】
    FreeBSDのパッケージ管理システムには、ビルド済みパッケージをインストールする「package」と、ソースをビルドするタイプの「ports」の2種類があります。OS部分以外でpackageインストールされたものは、原則として「/usr/local」以下と「/var/db/pkg」以下に入ります。OS部分と分離されているため、明示的な管理やバックアップをしやすい構造になっています。
    ライブラリについては、基本的に共用するという思想になっているため、Windowsなどでアプリ単位でライブラリを用意することに慣れてしまっているエンジニアにとっては、とまどう部分でもあります。

    【CPUに対しての最適化】
    ソースコードからコンパイルをやり直すことによって、OS全体を特定のCPUに対して最適化する事が可能です。

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    同様製品(概要情報)

    UNIX系統のBSD系として、同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    「NetBSD」、「OpenBSD」、「Mac OS X」など。

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    導入事例

    Linux系を上回る高い安定性と信頼性で、特にネットワーク系サーバOSとして、さまざまな領域で幅広く利用されています。

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    ライセンス情報

    LICENCEFreeBSDは、BSDライセンスです。 このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。
    BSDライセンスは、GNUプロジェクトのGPLライセンスに基づいて公開されているLinuxなどよりも、利用に関する自由度が高いという特徴があります。

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    基本情報

    概要

    OpenBSD(オープンビーエスディー)とは、オープンソースのBSD系UNIXライクなオペレーティングシステムです。非常に高いセキュリティ性が特徴です。

    基本説明

    「NetBSD」や「FreeBSD」と同じく、UNIXオペレーティングシステム「BSD」の子孫です。

    経緯

    OpenBSDは、1995年、NetBSDの主要開発者だったテオ・デ・ラート氏により、「NetBSD」から分岐する形で開発が始まりました。ベースOSは「NetBSD」と同様に「4.4BSD-Lite」です。

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    主な特徴

    設計思想

    OpenBSDが目標としているのは、「正しい思想」と「先制的なセキュリティ」です。基本的な考え方として、「システムをシンプルでクリーン(Secure by default)に保つ」という方向性があります。

    「オープンソース」と「ドキュメンテーション」を重視し、ソフトウェアライセンスに妥協しない姿勢でも知られています。

    「FreeBSD」などとは異なり多機能は目指さずに「シンプル&セキュア」を追求しています。

    先制的なセキュリティ

    OpenBSDが目指す「先制的なセキュリティ」とは、「脆弱性発見後に問題を修正するのではなく、問題の起こりにくい設計/徹底したコード監査により、事前にあらゆる危険性を排除する」ことを意味しています。そのため、通常のインストール状態では、ほとんどのサービスが起動しないようになっています。

    これまでに「デフォルトインストール状態では、リモートセキュリティホールが2つしか発見されていない」ことを売り文句にしています。「2002年OpenSSH桁あふれ問題」と「2007年IPv6スタックバッファオーバーフロー問題」の2つのみです。

    開発チームは、各種ソフトウェアのソースコードを、地道かつ徹底的に見直してバグを修正し続けています。

    暗号化機構

    OpenBSDは、デフォルトで各種暗号システム(Kerberos/SSHなど)を導入することでセキュリティを強化しています。

    最近では、ディスクスワップ領域に書き込まれるデータも暗号化するなどしています。

    ドキュメントメンテナンス

    設計/仕様などは文書化され、コーディングと同時にマニュアルが更新されています。

    実態に即した各種ドキュメントを保証することにより、管理者/開発者を起因とするセキュリティ問題を抑止しようとしています。

    特権昇格制御

    特権昇格を可能にしてしまう設定ミス/脆弱性の危険を低減させるため、一部のプログラムでは、「特権分離」「特権放棄」「chroot」などの仕組みを採用しています。

    ユーザビリティ

    OpenBSDは、デフォルトの状態では、ほとんどのサービスは起動していません。ユーザは使用したいサービスを自分で起動させる必要があります。結果として、ユーザは「どのサービスが動いているのか把握できる」という効果があります。

    しかし、初心者にとっては、各種勉強が必要であるため敷居が高く、ユーザビリティは低くなります。

    GPLコード排除

    OpenBSDでは、GPLライセンスのコード排除を進めて、BSDライセンスのコードに置き換えています。

    BSDライセンスは、ソース開示が不要であるため、商用ソフトウェアなどを作りやすくなります。

    デスクトップ用途

    OpenBSDには、「X Window System」が含まれているため、デスクトップ/ワークステーションとしても利用できます。さまざまなデスクトップ環境、ウィンドウマネージャ、各種ツール類を使用できます。

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    同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「NetBSD」「FreeBSD」など。

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    導入事例

    高いセキュリティが求められる領域での利用に適しています。特に、ファイアウォール、侵入検知システム、VPNゲートウェイなどで利用されています。

    また、DoS攻撃/クラッキングへの耐性が必要なサーバでもよく採用されています。

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    ライセンス情報

    OpenBSDのライセンスは「BSDライセンス」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。

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    ダウンロード

    ダウンロードページ

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    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。