CurlとGNU Wgetを比較

    「Curl」と「GNU Wget」の概要

    「Curl」と「GNU Wget」は、データ転送するためのネットワークユーティリティーツールです。

    ■「Curl」とは

    Curl(カール)とは、URLを使用してデータ転送するためのコマンドラインツールです。ライブラリ「libCurl」をベースとして動作します。多くのプロトコルに対応しています。

    Curlはコマンドライン/スクリプトでデータを転送できます。

    何千ものソフトウェアアプリケーションのインターネット転送バックボーンとして利用されています。

    「メールリスト投稿数」「ソースコードコミット頻度」「リリース頻度」などにおいて、活発な開発が行われています。

    ■「GNU Wget」とは

    GNU Wget(グニューダブルゲット)とは、ファイル取得用ネットワークユーティリティです。Webページ再帰的検索機能によるWebサイトミラーリングを行えます。

    GNU Wgetは、インターネットプロトコルを使用してファイルを取得するためのフリーソフトウェアパッケージです。

    GNU Wgetは「ファイル取得」「Webサイト全体のミラーリング」「FTPサイト全体のミラーリング」などの用途に利用できます。

    パイプ機能比較

    ■Curl

    Curlは伝統的なUNIXのcatコマンドに近い動作をします。標準出力でより多くのものを送信し、標準入力でより多くのものを読み取る「全てパイプである」というスタイルです。

    ■GNU Wget

    GNU Wgetは、Linuxスタイルのcpコマンドを使用します。

    対応プロトコル比較

    ■Curl

    Curlは、「FTP/FTPS」「Gopher」「HTTP/HTTPS」「SCP/SFTP/TFTP」「TELNET」「LDAP/LDAPS」「POP3」「IMAP」「SMTP」など、多くのプロトコルをサポートしています。

    ■GNU Wget

    GNU Wgetがサポートするのは「HTTP」「HTTPS」「FTP」のみです。

    移植性比較

    ■Curl

    Curlは多くのプラットフォーム上でビルドされ実行されています。

    特に「OS/400」「TPF」など、UNIXクローンとは言えない多くの特殊なプラットフォームにおいても構築/実行されています。

    ■GNU Wget

    GNU Wgetは、Curlほどの多くの環境に移植はされていません。主要プラットフォームで利用できます。

    双方向性比較

    ■Curl

    Curlは「アップロード」と「送信」の機能を提供します。

    ■GNU Wget

    GNU Wgetでは「HTTP POST」のサポートのみを提供しています。

     

    参考元サイト

    「Curl」基本情報

    ■概要

    Curl(カール)とは、URLを使用してデータ転送するためのコマンドラインツールです。ライブラリ「libCurl」をベースとして動作します。多くのプロトコルに対応して、さまざまなソフトウェアのデータ転送バックボーンとして利用されています。

    ■基本説明

    Curlはインターネットプロトコルを使用してURLとして指定されたリソースのインターネット転送を行うツールです。

    「Curlコマンドラインツール」と転送ライブラリ「libcurl」により転送機能を提供しています。

    何千ものソフトウェアアプリケーションのインターネット転送バックボーンとして利用されています。

    ■主要開発元

    Curlプロジェクトは「インターネットプロトコルで信頼性のあるデータ転送を行う」という共通の使命により、何千もの貢献者およびスポンサーによって支えられています。

    →Curl →Thanks for Your Contribution to the curl Project!

    →Curl →Sponsors

    ■経緯

    Curlプロジェクトでは、1998年3月20日をCurlの誕生日としています。

    以前は「cURL」という名称でしたが「Curl」に変更されています。

    プログラミング言語「Curl」

    転送ツール「Curl」の登場後に、プログラミング言語「Curl」が登場しています。

    「Curl」という名称がどちらを指しているのか注意が必要となる場合があります。

    →プログラム言語「curl.com」

    ■オフィシャルサイト情報

    オフィシャルサイト

    →Curl

    ライセンス情報

    Curlのライセンスは「The curl license」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →Curl →Copyright - License
    →Curl →License Mixing

    動作環境

    Curlコマンドラインツールとして「Windows」「Linux」「macOS」用のバイナリが提供されています。

    ダウンロード

    →Curl →Releases and Downloads

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「GNU Wget」など。


    「GNU Wget」基本情報

    ■概要

    GNU Wget(グニューダブルゲット)とは、ファイル取得用ネットワークユーティリティです。Webページ再帰的検索機能によるWebサイトミラーリングを行えます。

    ■基本説明

    GNU Wgetは、インターネットプロトコルを使用してファイルを取得するためのフリーソフトウェアパッケージです。

    GNU Wgetは「ファイル取得」「Webサイト全体のミラーリング」「FTPサイト全体のミラーリング」などの用途に利用できます。

    ■オフィシャルサイト情報

    オフィシャルサイト

    →GNU →GNU Wget

    ライセンス情報

    GNU Wgetのライセンスは「GNU General Public License」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →GNU →GNU Wget

    ダウンロード

    GNU Wgetは、ほとんどのUNIXライクOSに加えて、Windowsでも動作します。

    →GNU →Index of /gnu/wget

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Curl」など。

    「GNU Wget」の主な特徴

    ■非対話型コマンドラインツール

    GNU Wgetは非対話型コマンドラインツールであるため、「スクリプト」「cronジョブ」「X-Windowsサポートなしの端末」などから簡単に呼び出せます。

    GNU Wgetは対話型ではないため、ユーザーがログオンしていなくてもバックグラウンドで動作します。

    ■プロトコルサポート

    GNU WgetはHTTPやFTPをサポートしています。

    HTTP

    GNU WgetはHTTP/1.0クライアントであり、多くのWebサーバで使用されている機能をサポートしています。
    ・HTTP
    ・HTTPS
    ・HTTPプロキシ
    ・HTTP Cookie
    ・持続的HTTP接続
    ・キープアライブ接続
    ・Hostヘッダー など

    IPv6対応

    GNU WgetはIPv6をサポートしています。

    IPv6をサポートするように構築されたバイナリは「IPv4のみの環境」と「IPv4+IPv6の環境」の両方で動作します。

    ■プロキシサーバサポート

    GNU Wgetはプロキシサーバをサポートしています。

    ■多言語対応

    GNU Wgetは、多言語対応NLSベースメッセージファイルにより、多言語で利用できます。

    「GNU Wget」の主な機能

    ■Webページ再帰的検索機能

    GNU WgetはWebオーサリングページの再帰的検索をサポートしています。

    再帰的ダウンロードにより、「HTML」「XHTML」「CSS」内のリンクをたどって、ローカルバージョンのリモートWebサイトを作成し、元のサイトのディレクトリ構造を完全に複製できます。

    「サイトアーカイブ」「サイトミラーリング」などの用途に利用できます。

    ■相対パス変換機能

    GNU Wgetは、ダウンロードしたファイル内の絶対リンクを相対パスに変換し、ローカルファイル間でリンクするようにパス変換できます。

    ■ダウンロード再開機能

    GNU Wgetは、低速または不安定なネットワーク接続環境でも堅牢動作するように設計されています。デフォルトで「パッシブFTPダウンロード」を使用し、オプションにより「アクティブFTP」も使用できます。

    GNU Wgetは、ネットワークの問題が原因でダウンロードが失敗した場合、ファイル全体を取得できるまで再試行を続けます。

     

    参考元サイト

    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。