オープンソース活用研究所 | 第三回目「認証・ID管理の課題と、今後「SKUID」に求められる機能」

第三回目「認証・ID管理の課題と、今後「SKUID」に求められる機能」

オープンソース活用研究所

2017年02月20日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

利用環境

2016年12月5日、渋谷にあるGMOグローバルサイン株式会社において「クラウドサービス利用時のID/パスワード管理 運用実務 勉強会」が開催されました。

Office365やDropBox、SalesforceCRM、Cybozu.comなど、中小企業におけるクラウドサービスの利用が増大しています。一方、ユーザーのリテラシーを含めたクラウドへの周知をはじめ、システム担当者の負担は大きくなるばかりです。

本セミナーでは、クラウドサービスにおける認証とID管理の動向や、パスワード使いまわしなどID管理のリスクをご紹介するとともに、ID管理クラウド「SKUID」のハンズオンセミナーを行いました。

GMOグローバルサインが提供する「SKUID」は、ID管理、シングルサインオン、アクセスコントロールを提供するID管理クラウドサービスです。ビジネスレベルの機能を兼ね備えていながら、アカウント数、アプリケーション登録数が無制限であり、基本機能が無料で使えるという大きな特長があります。

本セミナーではハンズオン終了後、今後「SKUID」に実装してほしい機能についてディスカッションが行われ、活発な意見が飛び交いました。

本稿では、そのディスカッションの模様をダイジェストでご紹介します。第3回目のトピックは、「利用環境」等についてです。


3-1.対応ブラウザについて

Q:対応ブラウザはChromeということですが、それ以外のブラウザについての対応予定はありますでしょうか? ちなみに当社は社内環境をシンクライアントで管理しており、当面はIEを使って管理しています。

A:メジャーブラウザに関しては、順次、対応予定です。リリース時期が確定していないのですが、現在予定しているのはChrome、IE、Edge、Firefox、Safariです。Edge、Firefox、Vivaldiに関しては、Chromeとの親和性が高いので比較的対応が早いのではないかと思います。IEについては内部構成が大きく異なるので、対応までに若干時間が必要ですが、ビジネスにおけるユーザー数を見ても、IEのほうにリソースをかけなければいけないと認識しています。

3-2.スマートフォン対応について

Q:スマートフォンからの利用は可能なのでしょうか?

A:モバイルブラウザについても、2017年中に対応していきます。iOS、Androidに関しては、専用アプリケーションによってスマートフォン端末からのシングルサインオンができるよう仕組みを構築する予定です。

3-3.社内システムへの対応について

Q:Dropboxのような、PCにインストールするようなクライアントで動くアプリケーションへの認証連携は可能でしょうか?

A:MicrosoftのSkypeやOutlookなどについては、Microsoft側が認証ライブラリを用意しているので対応予定ですが、Dropboxなどライブラリが用意されていないものについては、現状では難しいと考えています。

接続先のクラウドサービスについては、今回のセミナーの事前アンケートでご要望をいただいています。

ChatWork、Backlog、SalesforceのChatter、kintone、Slack、Idobata、Eight、Oktaなどですね。

このほか、連携サービス、機能へのご要望がございましたら、「SKUID」のホームページからお問い合わせください。

ご参考

講演資料はマジセミからダウンロード可能です。
SKUIDのサービスサイト
第一回目 人事異動への対応やSAML認証への対応
第二回目 SLAや監査への対応


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著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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