ownCloudは「ファイル検索機能」「ファイルお気に入り設定機能」などを利用することで、必要な時にいつでも目的のデータに簡単にアクセスできます。
全文検索エンジン「Elasticsearch」と連携させることで、さらにファイル検索機能を強化できます。
ownCloudはファイル共有機能を提供します。
・パスワードで保護されたパブリックリンク共有機能
・共有情報通知機能
・権限管理ツール---ファイルにアクセスできるユーザーを正確に制御
・ユーザー管理システム(LDAP/Active Directoryなど)との連携機能
・ゲスト機能---ownCloudユーザーアカウントを持たないユーザーへのファイル共有 など
ownCloudサーバには、「デスクトップクライアント」や「モバイルデバイス(Android、iOS)」などのマルチデバイスからアクセスできます。
すべてのデバイス間でファイル操作は自動的に同期されます。
→ownCloud →Download ownCloud →ownCloud Mobile Apps
→ownCloud →Download ownCloud →ownCloud Desktop Client
ownCloudは「ファイル安全性」「信頼性」「スケーラビリティ」を重視する設計になっています。
そのため、同期処理スピードは速くない傾向にありますが、すべてのリリースにおいてパフォーマンス改善が続けられています。
ownCloudはファイル削除も同期します。デスクトップクライアントで同期しているローカルフォルダ内のファイルを削除すると、ownCloudサーバ上の該当ファイルが削除され、同期している他のすべてのクライアント上でも削除されます。
ownCloud管理下にあるファイルを削除すると、そのファイルはゴミ箱に移動するため、誤って削除したファイルを復元できます。ただし、ゴミ箱の中にあるファイルは時間の経過とともに削除されるため、定期的なownCloudサーバのバックアップは必要です。
ファイル同期において、複数ユーザーが同時に同一ファイルを編集しているタイミングではファイル競合が発生する場合があります。
ownCloudはバージョン管理システム(Gitなど)のようなマージ機能は提供していません。
ファイル競合が発生した場合は、ユーザーが「ownCloudサーバ上のファイル」と「ローカルフォルダ内のファイル」を手動で比較します。
ownCloudはバージョン管理機能を有しています。
ファイルが更新されるタイミングで変更前バージョンのファイルを保管するため、必要な場合には、いつでも古いバージョンに戻せます。
ownCloudは「プライベートサーバ」や「プライベートクラウド」にホストできるため、ファイルを自分の管理下でプライベートに保護できるメリットがあります。
ownCloudは「企業/法人向け」や「教育機関向け」などに専用サーバ上でオンライストレージとしてファイルの共有/同期を行えるソリューションが構築可能であるため、サービス型オンラインストレージのセキュリティ上の問題を解決できます。
ownCloudは、ファイルにセキュリティの追加レイヤーを追加して、資格情報またはマスターキーベースの暗号化を行い保護します。
ownCloudのすべてのデータ転送は「SSL暗号化」「チャンクアップロード」「チェックサム検証」「WebDAV最適化」などにより高度に保護されます。
ownCloud Serverは、各ユーザーに対して4096ビットの強力な秘密/公開キーペアを自動的に生成します。秘密鍵はユーザーのログインパスワードで暗号化されます。
また、2人以上で暗号化されたファイルを送信する安全かつ簡単な方法として「E2EE File Sharing」プラグインが提供されています。
→ownCloud →Marketplace →E2EE File Sharing
ownCloudはオープンソースプロジェクトであるため、すべてのコードが開示されています。
プロジェクトでは業界のセキュリティ慣行に従い、安全なコードを作成して作業することを目指しています。また、フルタイムのセキュリティ専門家を雇用し、定期的なセキュリティ監査を行っています。
潜在的なセキュリティ関連の問題については、さまざまなソフトウェアのセキュリティ上の問題点(脆弱性)を一意に識別するための共通の仕組み「CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)」で公開しています。
ownCloudマーケットプレイスでは、ニーズに合わせて独自のクラウドをカスタマイズできるさまざまなアプリが提供されています。
開発コミュニティ主導のアプリも提供されており、ファイル同期やファイル共有に関する機能を簡単に拡張できます。
ownCloudを使用すると、既存ストレージ「FTP」「Swift」「S3」「Dropbox」「Microsoft OneDrive」などと連携して活用できます。
管理者はデータの格納先について、オンプレミスストレージとクラウドストレージのどちらにするのかを決定できます。
すべてのファイルを単一のインターフェースで利用できるようにし、選択したセキュリティポリシーとガバナンスポリシーに準拠させることができます。
このページは、株式会社スタイルズ(旧;株式会社 ビーグッド・テクノロジー)の協力により作成しました。
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
①NextCloud NextCloudは独自クラウドホストの標準と見なされており、多くの機能を提供しているが、「NextCloud Androidアプリ」はファイル管理のみをサポートしている。 「ファイルのアップロード/ダウンロード/共有」「ファイルやフォルダのデバイス同期」「オフラインアクセス」「写真の自動アッ...
OSS×Cloud ACCESS RANKING