pingコマンドでは応答(タイムアウト)まで1つのターゲットホストに送信しますが、「fping」は1つのターゲットホストにpingパケットを送信した後、ラウンドロビン方式で次のターゲットホストに送信します。
デフォルトモードでは、ターゲットホストが応答すると、それが記録され、チェック対象リストから削除されます。
ターゲットが特定の制限時間(再試行制限)内に応答しない場合、到達不能として指定されます。
fpingはスクリプトで使用しやすいように設計されています。
・指定された数のpingをターゲットに送信
・無期限ループ など
また、その出力結果は解析しやすいようにフォーマットされています。
「rootとしてfpingを実行できない場合」もしくは「cap_net_raw機能を使用できない場合」は、非特権モードでfpingを実行することもできます。
この機能は「ルートレス/非特権コンテナ」でfpingを実行する場合に特に有用となります。
オプションにより、さまざまな動作設定が可能です。
・IPv6アドレス制限
・送信するpingデータのバイト数
・バックオフ係数
・送信する要求パケットの数
・インターフェイス設定
・ミリ秒単位の初期ターゲットタイムアウト など
→github.com →schweikert/fping →doc →fping.pod#options
参考サイト
→fping.org
→github.com →schweikert/fping
→computerhope.com →Ping
→geekflare.com →What is PING and How to Use it? Learn it with 7 Examples
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