「Fluentd」の主な特徴として、「JSONによるデータ構造化」「ユニファイドロギングレイヤ」「プラガブルアーキテクチャ」「C言語のハイパフォーマンス+Rubyの柔軟性」「軽量動作」「高可用性」「スケーラビリティ」「CNCFメンバープロジェクト」について紹介。

「Fluentd」の主な特徴

「Fluentd」の主な特徴として、「JSONによるデータ構造化」「ユニファイドロギングレイヤ」「プラガブルアーキテクチャ」「C言語のハイパフォーマンス+Rubyの柔軟性」「軽量動作」「高可用性」「スケーラビリティ」「CNCFメンバープロジェクト」について紹介。

■関連する比較ページ

「Fluentd」の主な特徴

■JSONによるデータ構造化

Fluentdは、データをJSONとして可能な限り構造化して処理します。

■ユニファイドロギングレイヤ

Fluentdは、バックエンドシステムからデータソースを切り離し、その間に統一されたロギングレイヤを提供します。

このレイヤにより、複数のデータソースおよび出力先に関して、ログデータ処理を統一できます。

→Fluentd →Fluentd Blog →Unified Logging Layer: Turning Data into Action

■プラガブルアーキテクチャ

Fluentdには、コミュニティがその機能を拡張できる柔軟なプラグインシステムがあります。

さまざまなプラグインを活用することで、多様なケースに対応できます。

■「C言語のハイパフォーマンス」+「Rubyの柔軟性」

Fluentdのコア部分はC言語実装されています。その外側にユーザーに柔軟性を提供するRubyラッパーが配置されています。

Fluentdのパフォーマンスは、多くの大規模サービスでテストされており、平均的に18000メッセージ/秒を処理できます。

■軽量動作

Fluentdは、小さなメモリフットプリント(30〜40MB)で動作できます。

軽量フォワーダ「Fluent Bit」

「Fluent Bit」はFluentdをさらに軽量化したデータフォワーダです。

エッジデバイスへの搭載などに利用できます。

→Fluent Bit

■高可用性

Fluentdは、ノード間データ損失を防ぐために、メモリおよびファイルベースのバッファリングをサポートしています。

また、高可用性を高めるフェールオーバーもサポートしています。

■スケーラビリティ

Fluentdのスケーラビリティは現場で実証されており、最大のユーザーは5万台以上のサーバからログを収集しています。

■CNCFメンバープロジェクト

Fluentdは、CNCF(Cloud Native Computing Foundation)のメンバープロジェクトです。

CNCFは持続可能なエコシステムを構築し、マイクロサービスアーキテクチャの一部としてコンテナを編成する高品質プロジェクトを中心にコミュニティを育成しています。

→Cloud Native Computing Foundation

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