【OSS】Microsoft、「C++標準ライブラリ(STL)」実装をオープンソース化

概要

Microsoftは「C++標準ライブラリ(STL)」の実装をオープンソース化し、製品ソー​​スコードを「LLVM例外を含むApache 2.0ライセンス」の下でGitHub公開した。

→github.com　→microsoft/STL

標準実装

現在は最新の「C++Working Draft(N4830)」を実装しており、最終的に次の「C++国際標準(C ++2a)」になる。

開発目標

以下の開発目標を掲げている。

適合性

STLは非常に特殊な方法で動作し、非常に珍しいことをしているユーザーに対応する必要があるため、これには多くの作業が含まれる。

パフォーマンス

STLは実行時に非常に高速動作できる必要がある。

処理速度はC++の主要な強みの1つであり、ほとんどのC++プログラムはSTLを広範囲に使用する。

その結果、ほとんどの汎用ライブラリよりも最適化に多くの時間を費やしている。

使いやすさ

これには「コンパイラのスループット」「診断メッセージ」「デバッグチェック」などのプログラミングエクスペリエンスの一部が含まれる。

互換性

ソースの互換性とは、ユーザーコードを変更せずに正常に再コンパイルできることを指し、これには「バイナリ互換性」と「ソース互換性」が含まれる。

以上、下記URLからの要約
https://devclass.com/2019/09/18/microsoft-turns-to-github-to-open-source-c-stl/