【OSS】Twitter、システムパフォーマンステレメトリツール「Rezolus」をオープンソース公開---オーバーサンプリングアプローチによる高解像度遠隔測定

Twitterは、システムパフォーマンステレメトリツール「Rezolus」をオープンソース公開した。

システムパフォーマンステレメトリツール「Rezolus」とは

Rezolusは、詳細なシステムパフォーマンステレメトリを収集し、高解像度テレメトリを通じてバーストパターンを発見するためのツール。

「基本的なシステムメトリックの計測」「パフォーマンスカウンター」「パフォーマンス異常キャプチャ」「システムパフォーマンスプロファイリング」「パフォーマンス診断実行」「eBPF(拡張バークレーパケットフィルタ)テレメトリ」などの機能を提供する。

通常の可観測性およびメトリクスシステムでは捕捉できない「短周期異常」や「短周期使用率急上昇」を発見するように設計されており、「高解像度」遠隔測定エージェントとして利用できる。

TwitterはRezolusを1年以上実稼働で使用しており、公開のGitHubリポジトリでの開発を継続すると述べている。

→GitHub　→twitter / rezolus

オーバーサンプリングアプローチ

Rezolusは、いくつかの異なるソースからテレメトリーを収集する。各サンプラーは一貫した機能セットを実装しているため、新しい機能を簡単に追加してRezolusの機能をさらに拡張できる。

各テレメトリソースはオーバーサンプリングされるため、時間間隔でヒストグラムを作成できる。

このヒストグラムにより、はるかに高いパーセンタイルと低いパーセンタイルに表示される変動をキャプチャできる。

以上、下記URLからの要約
https://venturebeat.com/2019/08/19/twitter-releases-rezolus-telemetry-tool-in-open-source/