【OSS】「PowerShell Core 6.2」リリース---「リモートバッチ処理高速化」「Temp:ドライブ機能」「略語展開機能」

【OSS】「PowerShell Core 6.2」リリース---「リモートバッチ処理高速化」「Temp:ドライブ機能」「略語展開機能」

OSS×クラウド最新TOPICS 2019年4月11日 10:57

【OSS】「PowerShell Core 6.2」リリース---「リモートバッチ処理高速化」「Temp:ドライブ機能」「略語展開機能」

PowerShell開発チームは「PowerShell Core 6.2」のリリースを発表した。

「PowerShell Core」とは

PowerShellとは、Microsoft社が開発したシェル(スクリプト言語)であり、拡張可能で高機能な運用管理機能を提供する。

PowerShellは、システム管理者やパワーユーザー向けに設計されているタスク自動化および構成管理フレームワークであり、コマンドラインシェルとそれに関連するスクリプト言語で構成されている。

→OSSxCloudNews →オープンソースのPowerShellとは

「PowerShell Core 6.2」の概要

PowerShell Core 6.2リリースでは、主に「パフォーマンス向上」「バグ修正」「コマンドレット/言語の機能強化」に焦点を当てている。

→GitHub →PowerShell/PowerShell →v6.2.0 Release of PowerShell Core

主なポイント①「リモートバッチ処理高速化」

パイプラインで暗黙のリモート処理を使用する場合、PowerShellはパイプライン内の各コマンドを個別に扱う。これにより、パイプラインの実行中にクライアントとターゲットシステム間でオブジェクトのシリアライズとデシリアライズが繰り返し行われる。

このパフォーマンスが大幅に向上している。ローカルホスト上でのテストでは「10〜15秒」から「20〜30ミリ秒」へと300〜750倍の速度の増加が見られた。

主なポイント②「Temp:ドライブ機能」

PowerShell Coreをさまざまなオペレーティングシステムで使用している場合、一時ディレクトリを見つけるための環境変数が「Windows」「macOS」「Linux」で異なっている。

この「Temp:ドライブ機能」を使用すると、一次ディレクトリを使用しているオペレーティングシステムのいずれかの一時フォルダに自動的にマップできる。

主なポイント③「略語展開機能」

PowerShellコマンドレットでは、長い名前の入力が必要となるケースが多い。

この「略語展開機能」を使用すると、コマンドレットの大文字を入力して、タブ補完を使用して一致を見つけることができる。

以上、下記URLからの要約
https://devblogs.microsoft.com/powershell/general-availability-of-powershell-core-6-2/

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

関連オープンソース

  • オープソース書籍(サイド)
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter