【OSS】Nvidia、物理シミュレーションソリューション「PhysX SDK」をリリース---「ゲーム」「AI」「ロボット工学」を推進

Nvidiaは、物理シミュレーションソリューション「PhysX SDK」をリリースした。

「PhysX SDK」とは

PhysX SDKは、スマートフォンからハイエンドのマルチコアCPUやGPUまで幅広いデバイスをサポートするスケーラブルなマルチプラットフォームのゲームフィジックスソリューション。

開発者は、ゲーム目的以外にも「AI」「ロボット工学」「コンピュータビジョン」「自己駆動車」「高性能コンピューティング」などの物理シミュレーション用の複数の分野で使用でき、さまざまなアプリケーションの能力を向上させることができる。

PhysXは、「Unreal Engine(バージョン3と4)」や「Unity3D」などの人気のあるゲームエンジンに既に組み込まれている。

PhysX SDKは、GitHub上でオープンソースのBSDライセンスで公開されている。

https://developer.nvidia.com/physx-sdk

スケーラブルで安定した正確なシミュレーション

同社は「PhysX SDK」がスケーラブルで安定した正確なシミュレーションでいくつかの重大な課題に取り組んでいると述べている。

Nvidiaのコンテンツ＆テクノロジーエンジニアリング担当シニアディレクターRev Lebaredian氏はブログにおいて、『没入型のゲームやエンターテイメントの鍵となる物理シミュレーションは、私たちが考えていたよりも重要であることが判明したので、このプロジェクトを進めています。PhysXはGPUアクセラレーションを活用し、大きな仮想環境を処理できる唯一のフリーでオープンソースの物理ソリューションです。』と述べている。

以上、下記URLからの要約
https://opensourceforu.com/2018/12/nvidia-open-sources-physx-sdk-under-bsd-license/

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