OSS×クラウド最新TOPICS 2018年10月31日 11:33
IoTアプリケーション用軽量OS「Ubuntu Core」について解説。
IoT(Internet of Things)のオペレーティングシステムには、「低消費電力」「軽量」「安全」「信頼性」などの特徴が求められる。
Ubuntu Coreは、これらの目的を達成するために開発された。
スナップとは「ソフトウェアストアからのインストールの必要性を排除するソフトウェアパッケージのイメージ」または「複雑な手順を必要とせずにどのプラットフォームにもインストールできるソフトウェアの自己完結型バージョン」であり、複数のソースからそれらを取得するオプションを提供している。
新しい機能が上流からより迅速にリリースされ、障害が発生した場合に即時ロールバックを可能にすることが重視されているため、より安全性を高めることができる。
さらに、ディストリビューターが管理するリポジトリおよびバージョンに沿って変更が反映されるのを待たずに、アップストリームをインストールすることもできる。
Ubuntu Coreは、従来の「パッケージをダウンロードするリポジトリ」に依存するのではなく、「スナップ」を採用している。
Ubuntu Coreは、開発されたアプリケーションのスナップショットを実行するためのバックエンドとして機能するプラットフォームとして機能し、これらはsnapdを使用してエコシステムで実行される。
「カーネル」「デバイスドライバ」「OS」「アプリケーション」などの間の厳密な分離を提供することで、アプリケーション開発者とエンベデッドソフトウェアエンジニアが並行して作業できるようになり、クラウドやデジタル接続されたインターネットデバイスでの実行をサポートする。
スナップがOS機能にアクセスし、アプリケーション間で機能を共有できるようにするための一連のインターフェースが提供されている。
以上、下記URLからの要約
https://opensourceforu.com/2018/10/ubuntu-core-the-lightweight-os-for-iot-applications/
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