【これはひどい】パナマ文書事件から企業IT部門が学ぶべき最大の教訓---脆弱まみれだと漏れます

【これはひどい】パナマ文書事件から企業IT部門が学ぶべき最大の教訓---脆弱まみれだと漏れます

OSS×クラウド最新TOPICS 2016年4月19日 10:03

【これはひどい】パナマ文書事件から企業IT部門が学ぶべき最大の教訓---脆弱まみれだと漏れます

パナマ文書の流出から、企業のIT部門が学ぶべき教訓に焦点を当て考察している。

【「Mossack Fonseca」法律事務所のITシステム】
■WordPress 4.1(2014年12月18日リリース)
 ・公式ブログは「WordPress 4.1」を使用していたとみられる
 ・このバージョンは緊急度の高い脆弱性を数多く抱えていた
■Drupal 7.23(2013年8月8日リリース)
 ・クライアント用ポータルを「Drupal 7.23」で運用していた
 ・Apache 2.2.15(2010年3月6日リリース)上で稼働
 ・さらに、このApacheはOracle版
 ・既定でディレクトリ構造を閲覧できる状態
 ・すべてのユーザーがファイルのソースをプレーンテキストとして表示できる状態
 ・そのファイルが格納されているディレクトリも閲覧できる状態

【パナマ文書の正体とは?】
 ・「Mossack Fonseca」が運用していた旧バージョンのDrupal自体が、同プロジェクト史上最悪の脆弱性を抱えていた
 ・匿名ユーザーによる権限昇格、任意のPHPコード実行が可能
 ・Unicorn Riotは、『脆弱性を悪用した攻撃者に不正アクセスされた「ポートフォリオ」モジュールのデータこそが、パナマ文書の正体ではないか』と推測している


(出所:http://japan.zdnet.com/article/35081262/

OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

最新TOPICS

【OSS】Fugue、AWS向けセキュリティ(コンプライアンス)チェックツール「Regula」をオープンソース公開---CI/CDツールと連携して動作(01月23日 11:26)

「Regula」とは Regulaは、AWS環境において、展開前に「セキュリティ構成ミス」や「コンプライアンス違反の可能性」について、インフラストラクチャ定義ツール「Terraform」を使用して評価できるツール。 CI/CDパイプラインに統合することで、セキュリティおよびコンプライアンスの慣行に違反する可能性のあ...

関連オープンソース

  • オープソース書籍(サイド)
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter