【アップデート推奨】「Git 2.8.0」リリース---他のレポジトリをサブディレクトリのように扱える「submodules」機能を搭載、脆弱性対応も

【アップデート推奨】「Git 2.8.0」リリース---他のレポジトリをサブディレクトリのように扱える「submodules」機能を搭載、脆弱性対応も

OSS×クラウド最新TOPICS 2016年3月30日 10:00

【アップデート推奨】「Git 2.8.0」リリース---他のレポジトリをサブディレクトリのように扱える「submodules」機能を搭載、脆弱性対応も

オープンソースバージョン管理システム「Git」開発チームは、3月28日(現地時間)、最新バージョンとなる「Git 2.8.0」をにリリースした。

【submodules機能】
・他のレポジトリを、レポジトリのサブディレクトリのように使えるsubmodules機能を搭載
・プロジェクトへのライブラリ/外部依存関係の統合に便利
・多数のsubmodulesを並行してフェッチできる

【コミットユーザ制限】
・.gitconfigでユーザ名/メールアドレスを指定している場合、それとは異なる状態でコミットしようとすると、警告は表示されるものの、コミット自体は実行されてしまっていた
・「Git 2.8.0」では、異なるユーザ名やメールアドレスでのコミットを禁止する設定が追加

【改行】
・改行コードについて、従来はLFのみ対応していた
・「Git 2.8.0」では、CRLFにも対応した

【脆弱性対応】
・悪意のあるレポジトリから任意のコードを実行できてしまう脆弱性「CVE-2016-2324」に対する修正対応
・旧バージョンのユーザにもアップデートを呼びかけている

【その他の改善点】
・clean/smudgeフィルターを停止する機能
・.gitconfigが誰によって変更されたかを確認する機能
・ファイルの行末コードを確認する機能
・リモートレポジトリのデフォルトブランチを確認する機能
・rsyncプロトコルを利用したクローンニング機能
など、多数の機能が追加された。


(出所:http://codezine.jp/article/detail/9348

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