ブラウザアドオン「Selenium IDE」を利用して、ブラウザに対して操作すると、その操作履歴が保存され、HTMLテストスクリプトが作成されます。
ブラウザ操作によりテストスクリプトのベースを作成して、必要に応じて微調整を加えれば、テストスクリプトが完成します。
HTMLテストスクリプトを実行すれば、同様の操作をリプレイできます。
ブラウザ操作ベースを使用せずに、HTML記述でもテストスクリプトを作成できます。
1行が1手順を表す3カラムのtableとして記述する形式で、HTMLを扱えればプログラマーではなくてもテストスクリプトを作成できます。
開発言語を使用したテストスクリプト作成も行えます。
「Java」「C#」「Ruby」「PHP」「Perl」「Python」「JavaScript(Node.js)」などの言語をサポートしています。
「ログイン処理などの定型的な共通処理を別のメソッドとして切り出す」などのプログラマブルなテストスクリプトを作成できます。
テストスクリプトは各言語用テスティングフレームワークと連携して記述します。例えば、Javaの場合なら、JUnitのテストスクリプトとしてIDE上から記述/実行します。
Seleniumを使用する場合、「テストスクリプト作成」「実行環境維持」「テスト実行所要時間」など、利用コストは高めになります。
「回帰テストの自動化」など、繰り返し利用が多いケースへの適用が効果的とされています。
Seleniumは、主要ブラウザに対応しています。
・Chrome
・FireFox
・Internet Explorer
・Safari
・Opera
・Android標準ブラウザ
・iOS標準ブラウザ など
7月1日に開催された、日本Seleniumユーザーコミュニティ主催「Selenium Committer Day 2017」レポート。 3名のSeleniumコミッターを招き、「今後のSeleniumの動向」「テスト事例紹介」「Q&Aパネルディスカッション」などが行われた。 【Seleniumとは】 Webアプリケーションテスト自動化ツール https://www.ossnews.jp...
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