SQLiteは、さまざまなデータストア用途として利用できます。
→SQLite →Appropriate Uses For SQLite
SQLiteは、さまざまなIoTデバイスのデータベースエンジンとして使用できます。
・スマートフォン(携帯電話)
・セットトップボックス
・テレビ
・ゲーム機
・カメラ
・スマートウォッチ
・リモートセンサー
・サーモスタット
・工作機械
・医療機器
・ロボット
・ドローン
・自動車
・飛行機 など
SQLiteはアプリケーションファイルフォーマットとしても利用できます。
アプリケーションで使用する情報を、fopen()を使用して「XML」「JSON」「CSV」「独自形式」などの方式でディスクファイルに書き込むのではなく、必要な情報をSQLiteデータベースに格納して利用できます。
・データへのアクセスが容易
・トランザクション更新が可能
・パフォーマンス向上
・コスト削減
・複雑さを軽減
・信頼性向上
・パーサーを作成してトラブルシューティングする必要がなくなる
・クロスプラットフォーム など
・デスクトップアプリケーション
・メディアのカタログ作成および編集スイート
・財務分析ツール
・CADパッケージ
・バージョン管理システム など
SQLiteは中程度のWebサイトのデータベースエンジンとして最適に機能します。
SQLiteは「100Kヒット/日」程度のWebトラフィックに対応でき、その10倍のトラフィック量で動作することが実証されています。
SQLiteは「構成を必要としない」「通常のディスクファイルに情報を保存できる」などの特徴を持つため、中小規模のWebサイトでバックアップ用データベースとして広く使用されています。
SQLiteは、データ分析ツールのデータストアとして、大きなデータセットの分析処理にも利用できます。
分析結果データベースは単一ファイルとなるため、「USBメモリスティックに書き込める」「Eメールで送信できる」など、手軽にやり取りできるメリットがあります。
・Webサイトのログ分析
・スポーツ統計分析
・プログラミング測定基準の編集
・実験結果の分析 など
アプリケーション内にSQLiteを組み込むことで、エンタープライズRDBMSに対するキャッシュ機能として利用できます。
ほとんどのクエリがローカルキャッシュに対して実行され、ネットワークのラウンドトリップを回避できるため、処理時間を短縮できます。
また、ネットワークや中央データベースサーバの負荷も軽減できます。
アプリケーションが使用するデータをローカルSQLite内に保存しておけるため、オフラインでも動作できるアプリケーションを構築できます。
・データ転送フォーマット
・ファイルアーカイブ
・データコンテナ
・教育(トレーニング)用データベース など
多機能データベースエンジン「SQLite」について紹介。 「SQLite」とは SQLiteは強力で多機能なデータベースエンジン。 「高速処理」「コンパクト」「自己完結型」などの特徴があり、世界で最も広くインストールされているデータベースエンジンとして知られている。
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