プログラミングにおいては、主に記号を使用して演算を指示するものを演算子といいます。数式の四則演算記号に似ています。足し算の「1+2」の「+」が演算子に該当します。
ただ、各プログラミング言語ごとに、特別な記号や使い方が存在します。
Rubyの基本的な演算子について、紹介します。
数学の式と同じような演算子です。
・加算「+」 1+2
・減算「-」 5-3
・乗算「*」 2*3
・除算「/」 10/3(10を3で割った答え→3)
・剰余「%」 10%3(10を3で割った余り→1)
・べき乗「**」 5**2(5の2乗→25)
変数に値をセットする場合に使用します。
num=10 (変数numに10を代入)
複数の変数に同時に値をセットすることもできます。
x, y, z = 1, 2, 3
代数演算子の省略形の形(自己代入)としても使えます。
num += 2 (num = num + 2 と同じ)
num -= 2 (num = num - 2 と同じ)
num *= 2 (num = num * 2 と同じ)
num /= 2 (num = num / 2 と同じ)
2つの値について比較を行います。if文などの条件判定に使用されます。
・a > b (aはbより大きい)
・a >= b (aはb以上)
・a < b (aはbより小さい)
・a <= b (aはb以下)
・a == b (aはbと等しい)
複数の比較条件を組み合わせる場合に、「かつ」や「または」などで接続するための演算子です。
(a>0) && (b>0)
(aは0より大きい かつ bは0より大きい)
※両方の条件がtrueの場合のみ、trueとなります。
(a>0) || (b>0)
(aは0より大きい または bは0より大きい)
※どちらかの条件がtrueならば、trueとなります。
条件式の結果によって、異なる値を返す演算子です。
構文「(条件) ? 式1 : 式2」
(a>b) ? "aが大きい" : "bが大きい"
※(a>b)がtrueならば、 "aが大きい" が返されます。
※(a>b)がfalseならば、 "bが大きい" が返されます。
Rubyで使える演算子が、一覧として紹介されています。リファレンスとして参照できます。
こちらのサイトでは、Rubyの条件分岐や比較演算子などについて、ブラウザ上で演習問題などをやりながら学習できるサイトです。
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