Prometheusサーバは単一サーバノード構成で実行されます。
「ネットワークストレージ」「分散ストレージ」「リモートサービス」などの外部の依存関係はなく、ローカルストレージのみに依存します。外部システム故障時に影響を受けないメリットがあります。
Prometheusは、信頼性を考慮して設計されており、障害時に迅速に問題を診断できるシステムとして利用できます。
Prometheusは「コマンドラインフラグ」と「構成ファイル」を介して構成されます。
コマンドラインフラグは不変なシステムパラメーターを構成します。
・ストレージの場所
・ディスクやメモリに保持するデータ量 など
構成ファイルは以下を定義します。
・スクレイピングジョブ
・インスタンス関連
・ルールファイル定義 など
→Prometheus →DOCS →PROMETHEUS →CONFIGURATION
クライアントライブラリを使用すると、さまざまなサービスを簡単に計測できます。
10以上の言語がサポートされており、簡単にカスタムライブラリを実装できます。
サービスを監視する前に、アプリケーションが記述されている言語に一致するPrometheusクライアントライブラリを選択し、インストルメンテーションを追加する必要があります。
これにより、アプリケーションインスタンスのHTTPエンドポイントを介して内部メトリックを定義および公開できます。
→Prometheus →DOCS →INSTRUMENTING →CLIENT LIBRARIES
・Go
・Java/Scala
・Python
・Ruby
・Bash
・C++
・.NET/C#
・Node.js
・Perl
・PHP
・Rust など
Prometheusは、機能的クエリ言語「PromQL(Prometheus Query Language)」を提供しています。
ユーザーがリアルタイムで時系列データを選択および集約できるようにするためのクエリ言語です。
収集された時系列データをスライスおよびダイシングして「アドホックグラフ」「表形式データ」「アラート」などを生成できます。
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