比較演算子とは、左辺(左の値)と右辺(右の値)を比較して、条件に当てはまればtrue(真)を返します。条件に当てはまらなければfalse(偽)を返します。
数値や文字列の比較だけではなく、object型やarray(配列)型などの比較も行えます。
比較演算子としては、
等しい「==」「===」
等しくない「!=」「<>」「!==」
より大きい「<」
以上「<=」
より小さい「>」
以下「>=」
があります。
「==」と「===」の違い、また、「!=」と「!==」の違いは、値だけで比較するのか、データ型まで含めて比較するのか、の違いです。
if文などの分岐条件などに使用します。
$num = 30;
if ($num == 30){
print "変数numの値は30と等しいです";
}
比較演算子の使い方について、分かりやすくまとめられています。「==」と「===」の使い方についても、説明があります。
PHPには、三項演算子という書式も用意されています。
『条件式 ? 式1 : 式2』のように記述して、条件式が評価された結果、trueであれば式1、falseであれば式2を返します。
三項演算子は使いなれてしまえば、短縮形式で書けるため便利なのですが、慣れるまではif文で対応できます。しかし、サンプルスクリプトなどに登場してくることも多いので、一応チェックしておくことをおすすめします。
代入演算子「=」は、値を変数に代入するものです。比較演算子「==」「===」と間違えて、代入演算子「=」をif文の条件式に使用してしまうと、思い描いていない結果となります。
初心者が陥りやすい罠として、注意が必要です。
「==」と「===」では、結果が異なることがあります。
例えば、『if ("あいうえお" == 0) 』の結果はtrueになってしまいます。そして、『if ("あいうえお" === 0) 』の結果はfalseになります。
これは、PHPの暗黙的自動型変換によって起こる現象です。
比較演算子「===」を使うと、データ型まで一致しているのかまで比較するため、「==」より厳格に比較できます。比較演算子は「===」のみ使うようにすると安全度が高まります。
また、「==」は暗黙的データ型変換処理を内部で実行するためパフォーマンスが落ちます。暗黙的データ型変換処理を行わなずに比較をする「===」のほうが、処理が高速になります。
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