「Lustre」の主な特徴として、「Lustreファイルシステム」「ストレージ」「高可用性」「ユーティリティ」について紹介。

「Lustre」の主な特徴

「Lustre」の主な特徴として、「Lustreファイルシステム」「ストレージ」「高可用性」「ユーティリティ」について紹介。

Lustreファイルシステム

Lustreアーキテクチャの中心的コンポーネントは「Lustreファイルシステム」です。

これはLinuxオペレーティングシステムでサポートされており、POSIX標準準拠のUNIXファイルシステムインターフェースを提供します。

Lustreファイルシステムは、ext4ジャーナリングファイルシステムの改良版を使用してデータとメタデータを保存します。パフォーマンスを改善し、Lustreファイルシステムに必要な追加機能を提供するように拡張されています。

ストレージ

Lustreストレージアーキテクチャは、さまざまな種類のクラスタをサポートします。

ファイルレイアウトは「ファイル単位」「ディレクトリ単位」「ファイルシステム単位」で構成できます。これにより、ファイルI/Oを単一ファイルシステム内の特定アプリケーション要件に合わせて調整できます。

Lustreファイルシステムのクラスタ総帯域幅を中断することなく、クラスタ拡張が可能です。

高可用性

Lustreファイルシステムは、共有ストレージパーティションを使用したアクティブフェイルオーバーをサポートします。

さまざまな高可用性(HA)マネージャーと連携することで、単一障害点を発生させずに、自動フェイルオーバーが可能となっています。

これにより、アプリケーションの透過的リカバリを実行できます。

ユーティリティ

Lustreには各種ユーティリティが付属しています。

■構成ユーティリティ

Lustreは、ファイルシステムのセットアップや調整をサポートする構成ユーティリティを提供します。

■テストフレームワーク

Lustreソースコードには、ファイルシステムとネットワークの全体的なベンチマークに対して個々のLustreコンポーネントをテストするための、「一連のテスト」と「テストフレームワーク」が含まれています。

単一ノードで一連のテストをセットアップして実行し、大規模なクラスタでテストを実行できます。

■パフォーマンスモニター

Lustreファイルシステムは、パフォーマンスやチューニングを調べるための各種パフォーマンスモニターを提供します。

■ディザスタリカバリツール

Lustreファイルシステムは、オンライン分散ファイルシステムチェック機能(LFSCK)を提供します。

この機能により、重大なファイルシステムエラーが発生した場合に、ストレージコンポーネント間の整合性を復元できます。




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