「Elastic Stack」とはElastic社が提供するプロダクト群を表す名称です。
Kibanaは「Elastic Stack」プロダクトの1つで、基本的にリアルタイム検索エンジン「Elasticsearch」とセットで使用します。Kibanaは、Elasticsearchの強力な検索能力や分析能力と連携することで、構造化データや非構造化データなど、あらゆる種類のデータ形状に対応します。Elasticsearchに格納されている大量データについて、さまざまな切り口でデータを切り出し、表形式やグラフ形式で分かりやすく表示できます。
データ収集機能「Logstash」→検索エンジン機能「Elasticsearch」→データ可視化機能「Kibana」を組み合わせて使用することにより、高機能なデータ解析プラットフォームとしてデータの「収集」「加工」「集計」「分析」などの機能を提供します。
https://www.elastic.co/jp/products
ElasticsearchはNoSQLデータストア全文検索エンジンです。
「リアルタイムデータ全文検索機能」「Restful(JSON)インターフェース機能」などを提供します。
LogstashはElastic社が提供するログ収集管理ツールです。
サーバサイドデータ処理パイプラインとして、さまざまなデータソースからログを収集し、1つのサーバに集約する機能を提供します。
Beatsはデータ収集(転送)ツールです。
あらゆる種類のデータを収集して、ElasticsearchやLogstashなどに情報を転送します。
KibanaはElasticsearchが持つ機能を連携して利用するため、Kibanaを実行する場合は、バージョンをElasticsearchと一致させておく必要があります。
Kibanaには独自の「Node.js Webサーバ」が搭載されており、Kibanaをインストールだけで、簡単に使いはじめることができるようにデザインされています。
Kibanaでは、コマンドラインを使用せずに、GUI操作で「各種設定管理」「データ追加」「セキュリティ機能設定」などを行えます。
従来のログ解析作業では、専門的なスキルを持つエンジニアがさまざまな複雑な処理を行う必要性がありました。
Kibanaを使用すれば、専門知識を持たないビジネスユーザーでもブラウザを使用して、好きな形でデータを切り出して活用できます。
Kibanaには、開発者が手軽にElastic Stackを操作するためのパワフルな開発ツールが用意されています。
Elasticsearchのデータにダイレクトにアクセスできる「Console」や、検索処理のボトルネックを簡単に特定できる「Search Profiler」を利用できます。
Kibanaの機能を拡張できるプラグインが用意されています。
2017年04月19日(水)14:30~16:30 中央区のJJK会館2階多目的ホールA にて「米国におけるオープンソース最新活用状況」と題したセミナーが開催されました。 当日は、オープンソースに関心をお持ちの方々がご来場くださり、お陰様で盛況のうちに終了することができました。皆さま熱心に公聴され、メモを執る姿も多く見受けられましたました。 また、来場者アンケートでは多くのコメントを頂戴しまし...
OSS×Cloud ACCESS RANKING