同期アルゴリズムは、Corosyncのすべてのサービスに使用され、システムの状態を同期します。
同期アルゴリズムには4つのイベントがあります。
これらのイベントは、実際にはサービスハンドラのデータ構造に登録されている関数に該当し、ネットワークがパーティション分割またはマージされるたびに同期システムによって呼び出されます。
initイベント内で、サービスハンドラはプロセスイベントで使用される一時的な状態変数を記録する必要があります。
processイベントは同期実行を担当します。
このイベントは完了したかどうかに関する状態を返します。
processイベントは、processで返されるreturn変数によって要求された場合、同期サービスによって再度呼び出されます。
同期中にプロセッサ障害が発生するとabortイベントが発生します。
activateイベントは、プロセスがクラスタ内のどのノードに対しても処理を必要とせず、プロセスによって発信されたすべてのメッセージが完了した場合に発生します。
すべてのクラスタにはチェックポイントのグループが含まれており、各チェックポイントには「チェックポイント名」と「チェックポイント番号」が存在します。
「チェックポイント番号」は、クラスタ内のリンクされていないがまだ開いているチェックポイントを一意に参照するために使用されます。
すべてのチェックポイントには、そのチェックポイントがいつリリースされるかを決定するために使用される参照カウントが含まれています。
このアルゴリズムは、パーティションまたはマージが発生するたびに参照カウント情報を再構築します。
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