「Corosync」の開発経緯として、「OpenAISプロジェクト」「Corosync Cluster Engineプロジェクト」について紹介。

「Corosync」の開発経緯

「Corosync」の開発経緯として、「OpenAISプロジェクト」「Corosync Cluster Engineプロジェクト」について紹介。

「OpenAIS」プロジェクト

Corosyncは「OpenAIS」プロジェクトから派生して開発がスタートし、「Service Availability Forum API」を実装するために運営されました。

いくつかのAPIを開発した6年後、「APIを実行するインフラストラクチャを作成する」という難しいタスクに夢中になっていることがわかりました。

「プロセス間通信」「ネットワークプロトコル」「リカバリ同期」「タイマー」「ロギング」「トレース」「その他のコンポーネント」などのインフラストラクチャは、APIを実装するよりも難しいことが判明しました。

「Corosync Cluster Engine」プロジェクト

■プロジェクト設立

「Corosync Cluster Engine」プロジェクトは、クラスタインフラストラクチャが独自のプロジェクトと独自のコミュニティに値するという現実を認識するために設立されました。

プロジェクトは、「OpenAIS」「Pacemaker」「Apache Qpid」を使用した経験を通じて特定したすべてのギャップを満たし、弾力性のあるコンパクトなデザインを作成することを優先しました。

■コードベース統合

プロジェクト進行過程で、さまざまなクラスタインフラストラクチャコミュニティやユーザーを1つのコードベースに統合する試みを行いました。

Corosync実装では、「OpenAIS」のコードの80%を再利用しました。残りの20%は、主にCorosyncのAPIに集中しました。

■Corosyncフィールドの展開

「OCFS2およびGFSファイルシステム統合レイヤー」「CLVM」「Pacemaker」「Apache Qpid」などの他のプロジェクトは、Corosyncのフィールド展開をさらに拡大し、大規模な展開コミュニティを通じてその品質を直接改善しました。

■OpenAIS開発を完全停止

「Corosync 2.x」では、十分にテストされた小規模なコアサービスセットに焦点を当てることを決定し「OpenAIS」の開発を完全に停止しました。

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