Apache Cordovaアプリケーションにはいくつかのコンポーネントがあります。
Apache Cordovaアプリケーションの中核は、レンダリングにCSS3とHTML5を使用し、ロジックにJavaScriptを使用します。
Cordovaアプリケーションは、通常、ネイティブのモバイルプラットフォーム内にブラウザベースの「WebView」として実装されます。
プラットフォームによっては「WebView」と「ネイティブアプリケーションコンポーネント」を混在させる大型のハイブリッドアプリケーション内のコンポーネントにすることもできます。
「WebView」は、「加速度計」「カメラ」「GPS」などの基盤となるハードウェアへのアクセスを提供します。
HTML5ベースのデバイスアクセスに対するブラウザのサポートは、特に古いバージョンのAndroid間では一貫していないため、Apache CordovaではデバイスのネイティブWebView内にHTML5コードを埋め込み、外部関数インターフェースを使用してそのネイティブリソースにアクセスします。
アプリケーション自体はWebページとして実装されています。
デフォルトでは、アプリケーションを実行させるためには、「CSS」「JavaScript」「画像ファイル」「メディアファイル」「index.html」などのローカルファイルが必要です。
このアプリケーションが、アプリケーションストアに配布するネイティブアプリケーションラッパー内のWebViewで実行されます。
プラグインはCordovaエコシステムに不可欠な要素です。
Apache Cordovaプロジェクトは、それぞれのOSごとに用意されている「コアプラグイン」と呼ばれる一連のプラグインを管理しています。
これらは、Cordovaとネイティブコンポーネントが互いに通信し、標準デバイスAPIにバインドするためのインターフェースを提供することで、JavaScriptからネイティブコードを呼び出すことが可能となっています。
コアプラグインは以下のようなデバイス固有機能に対するアクセス機能を提供します。
・バッテリー状態
・カメラ
・キャプチャー
・接続
・デバイス
・イベント
・ファイル
・地理位置情報
・振動 など
→Apache Cordova →Platform Support →Core Plugin APIs
Apache Cordovaではコアプラグインの拡張が可能で、開発者はJavaScriptから呼び出せる機能を追加できます。
ネイティブレイヤーとHTML5ページ間で直接通信でき、JavaScriptからプラグインを通じて、デバイス固有機能に対するアクセスも可能です。
コアプラグインの他に、サードパーティプラグインが豊富に提供されており、さまざまな機能強化が可能です。
「プラグイン検索」または「npm」を使用してCordovaプラグインを検索できます。
→Apache Cordova →Cordova Plugins
ネイティブ言語による独自プラグインの開発も可能です。
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