OSSとして提供されている代表的なソフトウエアとしては、LinuxやApacheが思い浮かびます。確かに、初期のOSSは、LinuxやApacheのようにOSやWebサーバといった基盤系のソフトウエアがほとんどでしたが、その後のOSSの発展により、現在ではERP、CRMといった業務アプリケーションの分野にまで拡がっています。
初期のOSSは、メール、OS、開発言語といったきわめて基本的なソフトウエアから始まりました。この時期の代表的なOSSには以下のようなものがあります。
初期のOSSの成功により、OSSは企業向けのシステムに広く採用されるようになりました。それとともに、OSSの範囲もデータベースやオフィスツールといったミドルウエアの分野にまで拡がりました。この時期の代表的なOSSには以下のようなものがあります。
ミドルウエアまで拡大したOSSの領域は、ついに業務アプリケーションまで拡がります。この時期の代表的なOSSには以下のようなものがあります。
このようにOSSは、企業向けシステムへの採用が拡がるとともに対象領域も拡大の一途をたどり、現在では有償ソフトウエアとほとんど同じ領域をカバーするまでにいたっています。
OSS×Cloud ACCESS RANKING